宮村優子「不意打ち」発売記念
全国旨いものめぐり DX ザ・握手会 in 大阪城野音

基礎でーた

宮村優子の 2nd アルバム「不意打ち」についてる「タスキ」 (すぐハガレるので、CD を買うと僕はコレを大抵即捨てるのだけど、 律義な人や後で転売したい人が始末に困ってよくケースの裏とかに挟んでるアレ) の裏が入場券になってて、買った人はもれなく参加できるイベント。
9/27 の東京(府中)にはじまって、本レポートの 10/19 の大阪がオーラスのはずだったが、 10/4 の九州(大分、福岡)、10/5 広島、四国(松山) は宮村さんが風邪をこじらせて 入院したため延期になったらしい。


イベントレポート

JR 環状線にのって握手会場の大阪城野音の最寄り駅、 森の宮についたのが 11 時すぎ、 野音がある大阪城公園は植木市をやってて、思ったより人出がありました。

野音の入口につくとスタッフが整理券を配っていて、雰囲気的にキャパシティは まだまだ OK 。そこで、それほど長くない列に並んで整理券と座席指定券をもらい、 一旦中に入りました。まだ開演まで 2 時間近く有るのに前のほうの列はすでに うまっていました。整理券番号は 600 番台後半、指定された席は 前から 10 列目位。

イベント開始は 2 時だったので、 座席指定ということで安心した僕は再入場可能な事をいちおう確かめてから、 整理券に書いてある 30 分前まで時間を潰しに昼ご飯と買いものに行き、 野音に戻って来たのが 1 時半すぎで、座席はもう結構うしろの方まで 埋まって来てました。

握手会の注意がすでにはじまっていて、あわてて席をさがすとその列は 僕以外もうみんな座ってて、着席のために道を開けてもらうのがなんか 申し訳ない感じ。客層は、みまわしたところ 10 代後半から 20 代前半の野郎が 大半、でしょうか。僕が違和感を感じるほど年齢層が低くはなかったです。
(もっとも、周りは違和感を感じていたかもしれませんが)
全部で 1500 人あつまったということでした。

説明でひとつ腑に落ちなかったのは、 「タスキ(CD の)2枚持って来た人いますか」という アナウンスが有って、どうやら2枚持って来た人は2回握手できるらしい、 ということ。まあ、2枚だから2回は当然なのかもしれないけど、なんだかなあ。

繰り返し説明のあと、予定の 2 時から少し遅れて開始。
で、府中のイベントに行った友人に聞いてた通りビクターの阿部さんが登場。
「なんて呼びましょうか、師匠?恭ちゃん?」なんていってましたが、 当然ながら「みやむー」のコールで宮村さんが登場。

生(スピーカー経由だから半生か^^;)の宮村さんの声はすごく元気っていうか、 張りが感じられて良かったです。
いろいろ言われてますが、やっぱ「声」で飯食ってるんですよね、彼女は。

トークは、やっぱり入院が主な話題でした。直球を休んだ入院当日のいきさつ (なんか午前中までちゃんと仕事してたらしいですね)、その後の四国とか九州の イベントにでられなかったこと、ファンからの励ましに対するお礼、あと入院して 感じた事、などなど。「生まれ変わった」なんて事言ってましたが、先週の直球は 別人のような軽快なトークでしたから。体調を崩したのは可愛そうでしたけど、 それが何らかのプラスになってくれれば、良かったといえるのでは。

阿部さんが大阪はスペシャルだとかなんとかいってましたが、ようするに クイズとかのイベントをやらんということらしく、(人数が多いから変に盛り上がる のを避けたのか、あるいは彼女の体を気遣ってでしょうか)かわりに、 プレゼントいっぱいあげます、18 名、誰にあたるかは握手をしに前にいくまで お楽しみ、だそうで、整理券番号で決まるとか。

短いトークがおわると、一旦宮村さんは引っ込んで、あんまり盛り上がりの 無いまま、再度説明の後すぐに握手会になりました。 説明によれば、握手会が済んだ人は、そのまま出口へ行ってサヨウナラ、 ということらしいです。

繰り返し時間がないことを強調していて、長い人はベルをならされるとのこと。
握手の順番がまわってくるまで観察してましたが、いろんな人がいますね。
さるの格好をしてきてるやつもいたし。みんななにかしらパフォーマンスをしようと するので、時間が長引いていきます。はじめは「派手なパフォーマンスはご遠慮 ください」だったのが、はては「本人に話しかけないように」なんて注意まで。
スポーツ新聞が3紙ほど取材にきてて、握手してるとこの写真をとったりも してました。

プレゼントの当たり番号は全てランダムではなくて、宮村さんにゆかりのある番号、 26 (短大時代の学籍番号?) とか 111 (恭ちゃんの誕生日?) とか 386 (そのままやん) とのことで、商品は「不意打ち」の販促ポスターとテレカ(サイン入り)でした。

はじまって 2,30 分ほどして、ようやく僕の列に順番が回って来ました。

アイドルイベントなんていったことがないので他はどうなのかしりませんが、 握手、とはいってもようするに差し出した両手を彼女がつつんでくれる、という形です。
順番に握手してゆくのですが、スタッフは早くさばこうとして列が止まらないように ファンを押すので、みやむーはファンの手を「つつむ」と、出口方向に斜めに 体をむけつつ微笑みかけ、んでファンはそのまま斜め 45 度の格好でスタッフに 引き離される、というなんか不思議なルーチンが展開されているワケです。

アンケートと整理券をスタッフに渡し、タスキにハンコをおしてもらってから、 舞台の上に居たのは 1 分もなかったでしょうか。
僕は根性なしなので握手する瞬間はなぜか手をみていて、スタッフに体を押されて 押し出される瞬間、ようやく彼女と視線をあわせて、「がんばってください」 とつぶやいておりました。プレゼントは結局当たらず、みやむーの目を見てから 会場を去るまでこれまた 1 分以内。

最後の最後に間近にみた彼女の表情は、笑い掛けてくれてはいたんですけど、 なんか不思議な余韻と淋しさが後に残るんですよね。こういうのって。

(にしやま mio@mio.rim.or.jp)


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