阪神淡路大震災チャリティー
「ひかみやむらラブラブ大作戦」 in 渋谷公園通り劇場

基礎でーた

タイトルの通り氷上さんと宮村さんがラブラブなおしゃべりをするというふれこみの トークライブ。 宮村さんが以前から構想していたという阪神淡路大震災のチャリティーイベントで、 収益金は日本赤十字社兵庫県支部を通じて被災者への義援金となるとのこと。 会場の渋谷公園通り劇場(TEL:03-3780-1200)は駅から 10 分弱、渋谷パルコの近くにある建物の地下にある。料金は前売 2,000 円(自由席、整理番号制)、当日券 2,300 円。 昼の部と夜の部があり、僕が参加したのは昼の部(13:30 開場、14:00 開演)。

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イベントレポート

前日は橋本在住の友人宅に泊めてもらっていて、寝るのが遅くなったために、 出発がすこし遅れたせいもあって、渋谷に到着したのは開場時刻を過ぎてから。

同行した 3 人共、公園通り劇場の場所はさっき本屋で立ち読みした 「ぴあ」の地図で「パルコの先」としか認識していなかったのですが、 向かってゆくとなにやら人がならんでいるのが見えてきて、 並んでいる男共の風体から、ここにほぼ間違い無いと断定(笑)。 来る途中 GET した試供品のビールもどきをのみつつ、なにも考えずに 最後尾に並びました。

もうとっくに開場している時間なのにおかしいな、 などと 3 人で喋りつつ待つこと数分。 何やら仕切っているお兄さんがやってきて、前売券を持ってるんなら もうはいれるんじゃないの、番号みせてみな、といわれました。 話によると、200 番台ならもう入れるらしいということで、あわてて入口の方へ。

あまり「劇場」らしくない入口から入り、階段を地下に降りて行きます。 階段を降りきったところで例によって所持品検査を受け、 アンケートとチラシをわたされ、指示にしたがって奥の扉から客席に入ると、 なんともう既に客席は一杯でした。

そんな時間にくるからだろ、といわれそうですが、全くその通り。 立つ場所すらすでに残りすくなくなりつつあって、 押されるままにたどり着いたのはなんと柱の後ろ。 この劇場はなんと客席の前から 2/3 くらいのところに太い柱が左右 2 本たっていて、 丁度柱にかくれて舞台が「みえない」のです。 なんで客席に柱があるねん(笑)。

14 時半ごろ、音楽が変わり、 照明が一旦暗くなっていつものノリで 2 人がでてきました。 が、声はすれども姿は見えず。
震災チャリティーイベントを神戸から(笑) 見に来て、始終モニターだけを眺めて帰ったのでは洒落にもなりません。

モニターは単に舞台を固定で写しているだけなので、2 人が出てきたのは判りますが、 画面がそんなに大きくない上に、映像は遠くてよくわかりません。 こんなものを見ていてもしようがないので、どうしたもんかと思っていると、 友人が「ここからなら見えるよ」と言って客席すれすれの位置を教えてくれました。

舞台上にはソファーが横向けに置いてあり、 左側に恭ちゃん(氷上さん)、右側にみやむー(宮村さん)が座っていて、 僕等がいたのは舞台に向かって右側の柱の陰だったので、 氷上さんはよくみえるものの、宮村さんがちょっと見にくい感じです。

すこし身をのりだすとみやむーも見えるのですが、 客席の一番端の人に当たってしまうので(というか、当たってました。 ごめんなさい)ポジションを調整し、体勢は苦しいものの 2 人共見える位置を なんとか確保しました。

2 人は白カッターシャツにネクタイ、下は紺か黒(だったとおもう)のスカート という格好、「恭ちゃんと学生生活をすごせたらというイメージ」(みやむら談) だそうで、みやむーはルーズソックスを履いていて、なかなかよい感じ(なにがや(笑))。

はじめに今回のチャリティーに関してと、神戸の現状に関する話があり (現状については彼女たちが喋った通り、若い、比較的生活力のある層は 比較的早く立ち直っているが、高年齢の人や、もともと楽では無かった人達に とって、街が以前の生活を取り戻すにつれて辛くなっているのだと僕も 認識しています)、 続いて 40 分の予定で「だらだらトーク」が始まりました (始め、みやむーはタイマーを 40 秒?にセットしてぼけてくれました)。

トークの内容は恭ちゃんから見た普段のみやむー、2 人の出会いの話、 仕事をはじめた頃の話、アルバイトの話(二人ともスーパーのレジを やったことがあるらしいです。どっちかがダイエーで、どっちかが灘生協らしい、 どっちだっけ(笑))、2/4 にみやむーが出演した「ごきげんよう」の話、 テレビ関連の話題、記事の載ってる雑誌(BLT?)の話題などなどです。

ちょっと変なアクセントの「営業向け関西弁」を交えたおしゃべりで、 恭ちゃんの発音はそれほど気になりませんでしたが、みやむーの関西弁が ちょっと変でした(直球でもたまにやってますが、同様に変ですよね)。 「宮村優子」を演じるモードがやっぱり標準語だからでしょうか。

話をしながらみやむーは何度も恭ちゃんにだきついていました。 前の宮村ゼミの時とは違って、今日は恭ちゃんというストッパーがいるせいも あるのでしょうが、話はそれなりにまとまっていたような気がします。

タイマーが鳴ってトークが終り、次はビデオ上映会が始まりました。 なにを上映するかと言うと、「昔の恥ずかしい(笑)ビデオ」で、要するに 「お宝もの」ですね。

まず恭ちゃんからで、流れたビデオは昔地方の局(石川放送だとかいってたような)で レポーターをやっていたころのもの。電力会社の提供番組(クイズ?)だとかで、 その回はへんな格好で登場して、あと UHV 鉄塔だとかについて解説するおじさんの 説明を聞く役まわりです。本人は恥ずかしがってましたけど、 僕的にはなかなかかわいくてイケてたのではないかと。

みやむーが持って来たのは、高校の演劇部時代のビデオで、 題は「はるかなる波平」だとか。登場人物がサザエさん一家になっていて、 彼女はタマの役らしいんですけど、「波平」の回想シーン(軍隊らしい)では なぜか隊長をやるらしく、けっこう叫んでました。

本人もいっていた通り、家庭用ビデオの画像なのと、 画面が暗いのとでだれがだれだか映像からはわかりませんでしたが、 セリフの声は「そういわれれば、そうかな」っていう感じでしょうか。 恭ちゃん曰く「昔の方が声が大人っぽいね」だそうで。

恭ちゃんの 2 本目は、アナウンス学院時代にクラブ活動?だかで タカラヅカのコピーをやってたころのビデオ。題は忘れましたが、 やくざの娘と金持ちの息子の愛を描いた作品があるのだとか。 みんな女性らしいのですが、男役の人がそれっぽくて「おー」って感じ(なんじゃそりゃ)。
#恭ちゃんが抱かれているシーンではみやむーが吠えてました。

みやむーの 2 本目は、お宝ものではなくて、去年の夏に上映されたの Eva の 予告編(実写のやつ)で、オイオイって感じ(笑)。 なんでも TV 版の弐拾六話だかは実写でやる予定で、 結局使われなくて、それが予告になったのだとか。
#有名な話なんでしょうけど、僕は初耳です。

ビデオ紹介は 2 本ずつでおわりで、のこりは開演前に集めたアンケートを ネタにしたトークでした(このアンケートも結局僕等は出せませんでした(悲))。


#こっちのほうはどんな話をしてたか今思い出せません。
#思い出したら適宜かきますね。

90 分の締めくくりは 2 人の歌で、一旦準備のため引っ込んだ後、 TVA 『VS騎士 ラムネ&40炎』の OP に使われていた(らしいのですが、僕はみてません)、 2 人の持ち歌の「未来型アイドル」をカンペ見ながら歌って終りました。

最後に 2 人からチャリティーイベントに来てくれてありがとう、という 挨拶があって、僕も上で書いた通り神戸の人間なので、 心のなかで「ありがとう」とつぶやいてました。

チャリティーイベントの値段をどうこういうのはアレですけど、 2,000 円で十分お釣りの来る、満足のいく 90 分ではなかったかと。 難点をいうなら、もうすこし余裕のある会場でやってほしかった、ということでしょうか。ただ狭かった分だけ、近い距離で楽しめたのは良かったです。

どういう形であれ、被災地の現状を何らかの形で伝えようという彼女たちの 活動を、今後もファンとして応援していきたいと思っています。
次回はぜひ関西でも彼女達のライブを見たいものです。

(にしやま mio@mio.rim.or.jp)


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