岩男潤子コンサートツアー 1999 〜 2000
卒業スペシャルナイト in NHK ホール

3/25(木) NHK ホール 開場 17:45、開演 18:30
NHK ホールは、原宿駅から代々木体育館の横を通って、NHK の建物の方へ徒歩 10 分程のところ。

イベントレポート

会場の NHK ホールは、客席に入った瞬間はそれほど大きくは感じませんでしたが、 座席数を目算すると、2 階だけで 1000 席はありそうだから、 全部で 2000 席以上はあるんでしょうね。だからかどうか、 いままでのホール(中野サンプラザ)と比べると、ちょっと客席が窮屈な気がしました。

ちなみに僕の座席は 2 階左側(席番が L ほげほげ)、中央通路の上のブロックの 再前列でした。

開演予定は 18:30 だったのですが、ちょっと遅れて開演。 岩男さんとバンドメンバーは 1 月の時と同じ(に見える)黒い衣装で登場しました。

演奏が始まると、みんなが立つもんだから、前がいきなり見えない。 まあ、立ちたいんなら立てばいいとは思うけれど、極個人的に全然気分がそう じゃなかったので、ヒネた年寄りはがんとして立ちませんでした(笑)。

1.「空色の風」

そんな気分で聞いたからだかどうだか、なんか岩男さんの声が変。 声の立上りが良くないんですよね。緩やかすぎるっていうか、フィルターが かかったようなくぐもった感じで。ちょっと掠れているような気もするし、 音が安定してないっていうか。でも、この前のときも初めは変だったから、 良くなるのかなあと思いつつ。

曲終了後(だったかな)、かん高い声で「みんな元気ー?」と来たもんだ。 元気じゃないですってば(笑) あたしゃ『まりこー』のコンサートに間違えて来たのかと思ったよ。

2.「朝のキスを」
3.「あなたを忘れたい」
4.「追憶のエチュード」

「あなたを忘れたい」あたりから、だいぶ聞きなれた岩男さんの声になってきた ような気が。もちろん直前にリハーサルやってるんでしょうけれど、 エンジンかかるまでにちょっと時間かかりますよね。

5.「夢と眠りのはざまで」
6.「あなたをまた戦いに誘うとしても」
(タイトルは不正確かも。ドラゴンフォース 2 の E.D. と O.P.)

この 2 曲、すきです。ライブでしか聴いた事ないのですが、なぜか唄えます(笑) でも、ここまで曲順は中野とまったく同じですね。

バンドメンバー紹介があって、以下、「卒業」スペシャルナイトということで、

7.「卒業写真」(松任谷由実)

ユーミン好きですね。わりとうまく唄えてました。

8.「翼をください」

まあ、卒業関連と言えない事もないけど。

9.「仰げば尊し」

まさか、こんなのを唄うとは。 一応アレンジバージョンで。 「みなさんも良かったら唄って下さい」っていってましたが…

10.「卒業」(岩男潤子)

当然か(笑) ここで再びトーク。相変わらずぼけぼけで面白いですね。

11.「鳥籠姫」

中野のときも言ってましたが「風を感じる曲」なのだそう。

12.「晩夏」

ピアノソロで唄ってました。前奏からいままでと違ったアレンジで、 岩男さんの声がとてもきれいに響いてました。 好きな歌を気持良く唄っているんだな、というのが伝わってくるかんじ。

13.「太陽のくに」

11〜13 は必ずといっていいくらい毎回唄っていますが、少しずつ意識して 歌いかたを変えているのかな。でも、今日のはとても良かったです。 もうこの辺になると、脳内麻薬でまくりなので、まともに評価できませんです。

ここで一旦締めのあいさつをしてました。

14.「Flyover to You」

難しい曲ですが、エンジンかかった岩男さんなら、軽いもんでしょ。 なんか『歌手なみ』にうまくなってますね^^;

15.「翼になれ」

オーバーヒート(笑)。終りに近付いてほっとしたのか、ちょっとミスってました。

16.「手のひらの宇宙」

中野のときと同じ持っていき方のエンディングで、合唱。

- Encore -

EN1.「Dream on」(新曲)

岩男さんのイメージとはちょっと違うテンポの曲。 「守りに入らないように」と繰り返しトークで言っていたのは、 彼女自身、うまくいくかな、という不安があるのかもしれませんね。 僕は正直言って似合わないと思うけれど、敢えてこういう曲に挑戦してみる というのは、なにか思うところあってなのでしょう。 岩男さんがこの歌を今後どう歌っていくのか、楽しみがちょっと増えました。

EN2.「空色の風」 (ひょっとすると順序逆だったかな)

今日の 1 曲目と同じ。でも、今度は立って聴きました。 それにしても、前で奇声をあげていた連中、オープニングからあと、 ずっとおとなしく聴いてたくせに、なんでまた PPPH にもっていくのさ。

彼らはどうも奇声をあげることをアイデンティティーにしているようだから、 甲子園の外野席みたいに、応援コール自由の専用シートをつくって そっちに行ってもらうわけにはいかないものか。 もしくは PPPH 禁止シートを作ってくれれば、僕は自主的にそっちに避難しますので。

- Encore -

EN3.「月の静寂に」

最後にファンへ「ラブソング」のプレゼントということだそうで。 生で聴くといい曲ですね。最後のご挨拶では、バックでストリングの演奏も あったりして、ムードのあるエンディングでした。


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