岩男潤子コンサートツアー 1999 〜 2000
ライブサーキット in 神戸チキンジョージ

1999/6/27(日) 神戸チキンジョージ 開場 18:00、開演 19:00

会場のチキンジョージは、神戸三宮、生田神社よこ。 JR/阪急/阪神 三宮駅を降りたら、阪急/JR のガードの北(山)側に沿った道より 「さらに一本山側」の道を西へ。東急ハンズのある交差点を山側へ。 すぐに生田神社にぶつかるので、左折して道なりに登っていくと左手にある。


ライブレポート

整理番号が 100 を越えてたので、さて、座れるもんかどうか、と思ってましたが、 席はおおかた埋まっていたものの、なんとか確保できました。

チキンジョージは、まるテーブルの廻りに椅子がいくつか置いてあるタイプで、 あまり座れそうにないわりには、会場が広いからか、150 番くらいまでは 大丈夫みたいです。

それよか、このドリンク(+ くいもの)チャージ 1100 円、ってのなんとか してほしいです。バカ高。550 円のチケット 2 枚買わされるんだけど、 席に座れないヒトにまで売り付けるのはいかがなものでしょうね。 500 円くらいなら、まあ、そんなもんかとおもいますけど。

全然関係ないハナシですが、以前、神戸のカラオケ屋でドリンクチャージ(笑)を 料金とは別に請求されて驚いたことがありましたっけ。神戸のカラオケ屋では ワンドリンク制があたりまえらしいのです。ううむ。

開場の 18:00 から 開演の19:00 まで結構時間があったので、 ドリンクがあるわりにはけっこう時間を持て余しました。 そういえば、女性専用座席、なんてのも設置して ありました。たしかに男ばっかりだから、そんな中に座るのは不安、って方には いいかもしれませんね。

さて、今日は岩男さん本人も「気持ちいいです」とおっしゃってた通り、 いい感じでした。いや、前回の「やってみよう」のレポートで、 「國府田さんがカルビーのポテチなら、岩男さんはカレーあられだ」なんて いいましたけど、今日は「よく出来た」ステージで、本当に楽しめました。 きょうの岩男さんはカルビーのポテチに近かったかも。少なくとも前半は…

曲順は前回と同じでした。 ので、印象にのこった曲だけ書いてくと、

2.「Dream Dream」

この歌、「kimochi」に入ってる(シングルの方も同じ録音かな?)歌い方が 僕はとても好きで、今までライブでの歌はちょっと物足りない感じがしてました。 でも、今日の歌い方は、こういう歌い方でもいいかな、ん、いまの岩男さんなら この感じのほうがいいかも、って納得してしまいました。

3 曲目が終ってのトーク。今日は天然トーク(笑)じゃなくて、ちゃんと考えて 喋ってたみたいです。さすかにもうこのライブサーキットでも 10 ステージ目 なだけあってか、内容も洗練されてきてるし、だからといって飽きさせないところが いいですね。今までだと、結構天然に頼ってたとこがあったかもしれないし、 僕もけっこうそういうのを期待して足を運んでたのですが、いつまでもそういう わけにもいかないでしょうし(笑)

そうそう、岩男さん、ステージで知世ちゃんよろしく、ビデオ撮影やってました。 客席を撮ってる岩男さんはちょっと変。悪い意味じゃないです。そういうとこも、 僕は好きです(^^)

あと、「MD 録音やってる」っていってました。なんでも、自分で聞いて楽しむ ためだとか。「あとではるきちさんから手拍子の指導があります」のだそうで 「金沢では協力してもらいました」とのこと。手拍子の数がどうのとか言ってたから、 さては PPPH でも気になったんでしょうか。

5.「デビッド」

最近「やっぱり猫が好き」のビデオの宣伝でテレビで流れてるのを聞きました。 浜松では手拍子が入ってましたが、神戸では静かでしたね。 金沢で「指導」でもあったのかな。

7.「おひさま」

リコーダーが緑と赤の 2 色用意されてました。 岩男さん、♪ほんとにどういうひとなのか〜(笑)、どっちにする?って聞いたあげく、 緑と赤を繋ぎ目からばらしてまだらにして、さらに曲の途中で交換しながら吹く、 なんてことをやってましたね。さいご、ラララのコーラスでは、マサちゃん (ギターの江口さん)の呼びかけで合唱になりました。いい感じ。

8.「食卓にルールを」

「マサちゃんオンステージ」でした。今日はどうやらご機嫌だったようで、 岩男さんに去年ライブ中にトイレに行くハメになった話まで混ぜ返されて、 しつこく言葉でイジめられてましたが、今回はすねることなく盛り上げ役に 徹してましたね。いやー、ファンになっちゃいそうです。

9.「友へ」

10.「キィのララバイ」

9,10 と静かな曲が続きます。いつも涙腺がゆるんでしまうこの 2 曲。 でもでも、今日は終った時、なんだか自分がどこにいるのかわかんない状態でした。 どうも曲を聞きながらいろいろなことを考えていたようで、子守唄がおわって ふと我にかえって、ああ、そういえばライブに来てたんだな、なんて考えたり しました。

前回までは、目をつぶって、ちゃんと聞かないと損だ、なんて思って聞いてた曲 なのですが、今日は自然に頭に入ってたのでしょう。こういう聞き方もアリ なのかもしれませんね。

13.「空色の風」

佐野さんが始め手拍子をリードしていたからか、みんな PPPH に流れませんでしたね。 そうそう。こうでなくっちゃ。

14.「dream on.」

いままでのレポートでも書いてますが、13,14 あたりの曲はあまり好きじゃ ありませんでした。そういうのが僕の好みで、そういうもんなんだ、 って思ってたんです。

でも、どうも好みとかそういう問題じゃなくて、単に僕がリズムを嫌ってただけ じゃないか、って今日気付きました。 体でリズムをとって聞くと、すっかり印象が違うのです。すごく気持ち いいんですよね。いままでなんでこれに気がつかなかったんでしょうね。

- Encore -

去年の神戸にひきつづき、拍手だけのキレイなアンコール。

EN2.「Flyover to you」

この曲をこのライブサーキットで聞くのは 5 回目です。 なんだか僕の中ではサヨナラの曲のイメージが定着してしまいましたけど、 いつもこの曲を聞きながら、来てよかったな、って、そう思うのです。

ほんとうに今日は素晴らしかった。 また来年も僕の故郷である神戸で彼女のライブを楽しめるといいな。

帰り道、三宮駅の広場でやってたストリートライブから流れて来たリズムに 自然に反応してしまった自分に思わず苦笑。 まあ、たまにはこういう日があってもいいでしょ。


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