宮村優子「不意打ち」発売記念
全国旨いものめぐり DX ザ・握手会 in 松山市民会舘大ホール(まえふり)


まえふり

(本編はこちら。)

冗談で、「松山で、またあるらしいから、行ってみるか」などと言っては いたものの、同行することになった友人 K の意志が直前になるまで はっきりしなかったので、今回出かける事を決めたのは当日の午前 1 時すぎ、 PHS に K から連絡があった後でだった。

友人 K が住んでいるのは徳島で、 彼は車で松山に向かう予定とのこと。 握手会の開場時刻は 16:00 なので、普通であれば朝になってから ゆっくり行動してもよかったのだが、 握手会参加に必要な、「初回版不意打ちのタスキ」を この時点で僕も K も持っていなかったため、現地調達する必要があった。 車はなにがあるかわからないし、余裕をもって早く行くに越した事はない。

もう shiny night がはじまろうかというこの時間(笑)、 神戸から出来るだけ早く四国に向かうには、以前一度ツーリングで 利用した記憶のあった、神戸〜高松を終夜運航しているフェリーを使うのが 一番有効と思われた。
そこで K には松山に向かう途中で高松港に寄ってもらうことにし、 僕は早速、中学時代からの友人に電話し、拝み倒して(ごめんなさいごめんなさい) フェリーターミナル(青木港)まで送ってもらい、船上の人となった。

良く眠れないまま高松に着いたのが丁度午前 7 時。あいにくの雨。 今日は一日雨らしい。年末東京で会って以来 K と再会。 彼も丁度着いたところ、とのこと。早速 11 号線を西に向かう。 K によれば、高速にのらなくても空いていれば 4 時間もあれば 松山に着くとの話だったが、この日は 10 時からトークライブのチケットをとる、 というお仕事が控えていたため(笑)、マクドで朝食のあと、 少々時間を稼ぐために川之江の手前あたりで高速へ。

丁度 10 時少し前に着いた S.A. からリダイヤル攻勢をかけることに。 当初僕は PHS で、友人 K は公衆電話からの予定が、 半ば予想されたことではあったものの、 PHS はサービスエリア外であったため、ちょうど 2 つ並んでいた ISDN 公衆電話を占領(ごめんなさいごめんなさい)。

結果的に ISDN 電話のリダイヤルのしやすさが功を奏したのか、 10 時 15 分過ぎ、K の方が先に予約センターに繋がり、慌てて電話を代わってもらって 昼の部 3 枚を GET。

松山には午前 11 時前に到着。早速地図で市民会舘を探すが、 いくら市街拡大図を見ても見当たらない。 松山在住の後輩を頼ろうかと電話に手をのばしかけたところ、 信号待ち中に地図を見た K が一瞬で所在を発見。 なんと松山城の濠のなかにあるではないか。…反則だ、そんなの。

とりあえず大ホールの入口まで行ってみた。が、ひと気が感じられない。 本当に今日ここであるのだろうか。人づてに聞いてここにきたので、 確証があったわけではなく、急激に不安になる。「ひょっとしてガセネタか?」

だれかに聞いてみようということで、裏の事務所の方に廻ってみたところ、 予定が書いてある看板に、13:00〜22:00 までで予約?が入っているのを確認。 今日あることは確からしい。ちょっとほっとする。

ただ、前回行った大阪では看板が立っていて、整理券の配布について書いてあったのだが、 ここにはそれらしき掲示は見当たらない様子。 13:00 になれば何か分かるだろうと思い、 それまでに本日の必須アイテムである、「初回版のタスキ」を入手するべく、 松山の中心部にある商店街、「銀天街」に向かった。

安い駐車場を探して少しうろうろしたが、相場はどこも 30 分 100 円〜150 円のようす。 雨だったので適当にアーケードに近い所にとめ、アーケード内の CD 屋さんをまわることにした。

さて、一軒目に入ったのは見た目レンタルショップ風 CD 店。 アニメコーナーを探した所、1 枚だけだが、あった。 早速 1 枚 GET か、と思ったが、タスキに初回特典うんぬんの表示が見当たらない。 ちょっと嫌な予感がした。「もしや、松山には、初回版はすでにないのか?」(まさかね(笑))。

二軒目はサティ。専門店街で、CD 屋は 4F。 早足でエスカレータを駆け上がり、CD 屋のブースへ。 入ってすぐの棚に数枚の「不意打ち」を発見。こんどはタスキにしっかりと、 「初回版封入特典」の表示が。これで必要条件はみたしたわけである。 時間は 12 時半前、おまけについてきたポスターを 2 本かかえて、車にもどった。

K も僕も徹夜にちかい強行軍だったので、どこかで休みたかった。 以前来た時にいった山の上の総合公園の駐車場なら、無料だし、 雨の日は多分空いているだろうということでそこに向かう。

やはり駐車場はガラガラだった。車のドアを空けたまま、すこし休憩。 13 時を過ぎたので、さっき行った松山市民会舘に「今日のイベントは整理券とか、 配るんでしょうか」と問い合わせの電話を入れてみたが、まだ「主催者がついてない のでわからない」とのこと。

車のサイドミラーに顔を写してみてみると、徹夜明けのひどい顔が写る。 こんな状態でみやむーに会うのは、たとえ数秒とはいえちょっと耐えられない(笑)。

まだまだ時間もあることだし、 松山在住の後輩に電話をして、このへんにどこか良い銭湯は無いか聞く。 すこし距離は有ったが、300 円でなかなかきれいな銭湯を教えてもらった。 萌え萌えな下心はともかく、これでいちおう体は清潔になったわけである。

本編へつづく。


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