岩男潤子 Live in 名古屋ボトムライン

基礎でーた

1998 4/12 に行われた、 岩男さんがソロ活動をはじめられてから初(本人談)のライブハウスでのコンサート。
会場のボトムライン(052-741-1620)は、名古屋市営地下鉄桜通線、 東山線今池駅3番出口を上がってすぐのビルの 2,3F。 ちなみにビルの 1F は「ぴあ」のカウンターになっている。

料金は前売 4,410 円、当日券 4,910 円、ワンドリンク付き。自由席。 17:30 開場、18:30 開演。


イベントレポート

渋谷公会堂のコンサートにも参加したいした(仮)さん、 某声優の松山での握手会に同行した某 K 君との3人でライブを口実に 前日から名古屋入りして飲んでいたので、当日は朝から結構時間をもてあまし気味。

しようがないので 17 時ごろまで 大須とか今池周辺の中古 CD 屋などで時間を潰して、 ボトムラインには開場時刻丁度ぐらいになるように行きました。

入口の前で、また例によって怪しいお兄さんがチラシを配っていまして、 受け取ると、渋谷公会堂で配っていたのと同業者の チラシで、内容は同じ。 ハテ、儲かってるんでしょうかね。

中に入り、階段を上がってチケットを渡し、「ドリンク引き替え券」をもらって 客席に入ります。客席うしろが一段高くなってカウンターとテーブル席、 前の方はフラットな床で、今回はびっしり椅子が並べてありましたが、 椅子をとっぱらえば全立ち席なら 500 人は入りそうなスペースです。

また 2,3F を抜いて作ってあるので天井が高く、圧迫感がなくて良い感じです。 あと 3F 部分にも席があるようすでしたが、 今回はおそらく関係者席になっていたのでしょう。

僕等が入った時間には、うしろのほうの席はまだ十分あいていて、 席についてしばらく待ってましたが、終了後にドリンクの引き替えは できないということだったのて、列が短くなったのをみはからって 後ろのカウンターにドリンクをもらいに行きます。

2 人ともカクテルをもらったのですが、お世辞にもおいしくなかったのと、 座席の間隔がかなりつまっていて、後ろのカウンターか立見でもなければ 飲みながら聞ける雰囲気ではなさそうなので、 結局開演前に全部飲んでしまいました。

18:30 開演。岩男さんはギターの刺繍?の入った白い衣装で登場。 距離的には渋谷公会堂のときと同じくらいなんですが、 会場が小さい分、より近いような感じがします。 1曲目、「朝のキスを」。歌いはじめ、いきなりトチってしまいました。 客席から暖かい?声援が飛んで、再びスタート。

前のコンサートではどっちかというと「気合いが入って」いた感じでしたが、 この日は岩男さんもおっしゃっていたように、 ゆっくり目を閉じて聞ける雰囲気の曲が多かったです。 前半の曲目は、「Dream Dream」、「おひさま」、 「ブランコ降りたら」、「パタパタ」、「太陽のくに」 、「晩夏」。

「おひさま」から「パタパタ」までキーボードを演奏しながらの歌でした。 前回のコンサートでは岩男さんのキーボードを見られなかったのと、 今回もライブハウスということで盛り上がり系の曲をメインに 持ってくるのではないかとおもっていただけに、 この手の曲の好きな僕にとってはうれしい構成でした。

ライブハウスの照明はとっても頭のところが熱いんだそうで、 キーボードを弾かない曲でも、座って歌っておられた曲もありました。

トークではいろんな話が出ましたが、覚えている話題では、 行きの新幹線でしゅうまい弁当をたべるとき、お茶をこぼしてしまったこと、 結婚してから食べる量がすくなくなった(本当?)話、などなど。

今回は失敗が多かった(笑)こともあってか、トークも横道にそれたりして、 そのあたりもコンサートと違った雰囲気を楽しめたかなと思います。 そうそう、少コミで言ってた、岩ちゃんが失敗したときのテーマ も生で聞けました(笑)

講談社 (FRIDAY) の人が取材にきているということも話題に上ってました。 なんでも、岩男さんはちょっと前に行った焼肉店で写真を撮られたかと 思ったそうです。 でも、このコンサートがそのまま FRIDAY の記事に なるとは到底思えないんですがねぇ。妙なこと書かなきゃいいんですけど :-)

岩男さんが大好きで「ユーミンと同じくらい聞いていた」という赤い鳥の 曲も 2 曲歌われました。「翼をください」と「窓に明かりが灯る時」で、 「窓に明かりが灯る時」は岩男さんが昔から、いつかは歌いたいと思って おられた曲だそうです。

ほとんどラストに近くなってからメンバー紹介があり、 今回はメンバーも一言ずつ岩男さんに喋らされて(笑)ました。 はるきちさんの紹介のところでは、やっぱり盛り上がりますね。 岩ちゃんもさすがに照れるのか、わざと声を張って紹介してました。

全曲まったり系ではファンが潤子コールができない(笑)と思って気を使ったのか、 最後のほう(覚えてる範囲)は「シャッターチャンスの連続」、 「はじめてのさよなら」、「泣かない Weekend」と盛り上げ系の曲を 連続で3曲唄い、たしか「翼になれ」がラストです。

一旦岩男さんとバンドメンバーが退場した後、アンコールがあって、 アンコール後の一曲目は「ここにいるよ」。 この曲にまつわるエピソード(親友のリカコさんのお話、 「kimochi」に収録されたいきさつなど) のトークがあった後での歌なので、一層ぐっとくるものがありました。

アンコール後の最後は「てのひらの宇宙」。トークで大サービスをしたためか、 曲数のわりには、たっぷり 2 時間たのしませてもらいました。 岩男さん、本当にありがとう。

彼女は元アイドルでもあり、見た目にも非常に可愛い方で、 結婚されてもまったく衰えない悪魔的ともいえるフェロモンには脱帽ですが、 それ以上に、ファンでないヒトにも、自信をもっておすすめできる 彼女の声の持つ「力」にいまさらながら感心させられました。すごいです。

名前を叫んで奇声をあげる、ノリだけの声優コンサートに おつかれの方に特におすすめします。きっと幸せになれますよ(笑)

(98/4/13,98/4/18,99/3/30 Revised, にしやま)


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